クーロンズ・ゲート継承プロジェクト
~クーロンズリゾーム~
1997年にPlayStationでリリースされた『クーロンズ・ゲート』。
その継承プロジェクトが「ムービーノベル」で蘇ります。
前作から設定を大幅に強化、世界ストレッチを施し、25年ぶりの伏線回収も用意。
ムービーノベルとして、動くシナリオ、動く設定資料としての価値観を高めていきます。
ファンの方の中にある『クーロンズ・ゲート』をリブートする作品です。
KG/Projectは『クーロンズ・ゲート』をリブートする目的で発足しました。
ユーザーの中で発酵し続ける「ゲート」に再び光を当てること──
そのKG/Projectの中核をなすコンテンツが『クーロンズリゾーム』です。
「リゾーム」は、「ゲート」の伏線回収と設定強化を担っています。
「ゲート」で練り切られずに放置された設定などと丁寧に向き合い、
新しい世界観を開くサブテキストとして、その役割をまっとうします。
開発版アプリのプレイ動画です。UIとしてカーソルが映り込む場面もあります。
ゲーム画面は開発中のものです
ムービーノベルによって動画再生ができる環境であれば問題なくプレイできます。
とりわけMACユーザーはノート型が多いため、グラフィックボード搭載必要な3Dゲームはプレイが難しくなりますがムービーノベルならプレイ可能です。
あるキャラクターはA4ノート1ページ分の設定があり、また別なキャラクターは先祖3代にまで遡る年譜を備えています。このように、ひとり一人のリアリティをとことん追求し、丁寧に設定を練り込んだネームドキャラクターたちがプレイヤーを出迎えます。
今作では「人間をしっかり描く」ということが創作のテーマになっています。
ニッキーはマニンガー病という難病と闘っています。細胞のアポトーシスサイクルに異常をきたすこの病に治療法はなく、ドクトルが進行を抑える処置を施しています。今は毛根細胞に発現するため、ニッキーは気分に合わせていくつものウィグを着け変えています。
美鈴は行方知らずになった父の遺した風水の龍脈を繋ぐ装置の開発取り組んでいます──
練り込んだキャラクター設定で、バックボーンのしっかりとしたネームドキャラクターたちがプレイヤーを出迎えます。
サクサクと進むメインシナリオの傍ら、行動選択で会話イベントを取得し、サブシナリオで世界観の深掘りができます。
また選択画面内に表示されないシークレットなイベントも用意。早送りのようなプレイとじっくりプレイ──
その両方に対応できるシステムです。
『クーロンズリゾーム』は全8巻のボリュームを分冊形式でのリリースを計画しています。
□ゲームジャンル:ムービーノベル
□ゲームラットフォーム:PC版/MAC版
□販売タイトル:クーロンズリゾーム 【第1巻】、【第2巻】~【第8巻】
□発売日:2023年6月9日
□販売プラットフォーム:BOOTH ダウンロード販売
※「九龍商場」内に『クーロンズリゾーム』の商品コーナーがあります
□販売期間:全8巻のダウンロード販売完了は2024年5月頃を目指しています
□販売価格:600円(税込) PC/MAC ダウンロード販売
※分冊巻数は見込みです。8巻より少なくなる場合があります。
全巻リリースが完了する時期は?
2023年度内(2024年3月末)を目標としています。もっとも、諸般の事情でリリースタイミングが変更になる場合があります。ちなみに1巻あたり文字数換算でおよそ3万字、短編小説と中編小説の間くらいのボリュームで分冊化しています。
全8巻というボリュームはシナリオベースでの区切りのため、8巻よりも少ない巻数になる場合があります。
全巻セットの販売は?
全巻リリースを終えた時点で、USBメモリに格納してリリースすることを検討しています。この場合はサウンドトラックアプリ、フォトブックなどの特典を付けて物販を予定しています。
全巻セットは受注販売として、ダウンロード販売終了後に受付開始します。
なぜ『クーロンズ・ゲート2』ではないのですか?
『クーロンズ・ゲート』は属人性の高いゲームです。1990年代中盤の空気感を共有したことでもたらされました。つまりナンバリングタイトルに向かないゲームだということです。
結果的に「ゲート」はユーザーの中で育ってきたことになります。そんな十人十色の「ゲート」を刷新するようなことは不可能と判断して、KG/Projectは「ゲート」のリブート──再起動、再評価をテーマに掲げました。
プロジェクトには『クーロンズリゾーム』のリリースだけではなく、「超級路人祭」などの各種イベントもアクションに含んでいます。
RTレンダリングの3Dゲームではなくなったのですか?
『クーロンズリゾーム』の企画段階では3Dゲームでした。実際、プロトタイプ版も3Dシステムで作成しました。結果的にムービーノベル形式になったのは、3Dゲームなのに空間攻略やアクション性がないゲームはつまらないと判断したからです。
一方、フェンスを乗り越えるなどの挙動を加えると「クーロン」ではなくなってしまいます。そうした判断からムービーノベルシステムを採用しました。
noteにて「KG/Projectのあらまし」をまとめてあります:
「note」:KG/Projectのあらまし
テキストベースで約25万字のシナリオ第一稿が完成しています。
また前作に比べて深く練り込んだ世界観設定、それに設定を細部にわたって固めたキャラクター設定など、
ストーリーを楽しむためのリソースを重点的に制作しています。
そのため、シナリオのメイン筋とサブ筋の仕分けが制作上での天王山となっています。ムービーノベルとしてより楽しめるために、ここはクオリティを最優先する工程としてポジショニング。今後、シナリオやエピソードを追加さ“差し込む”ことも想定に含んでいます。
伝説のカオスゲーム『クーロンズ・ゲート』のリリースから25年。
その世界観や設定を継承するプロジェクトが『クーロンズリゾーム』です。
前作に加えて、思念が回遊するネットワーク、つまり「リゾーム」の設定を強化して世界観を大幅にストレッチ。
「リゾーム」でもたらされる時空を超えた思念の介在が、物語に重層的な深みを与えています。
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